日本だけが脱原発すればいいのか?

モーリー・ロバートソン氏の講演。面白いのに政治や世界の本質がスッと入ってくる。

日本だけが脱原発すればいいのか? イヤよくない。なぜなら日本の電気を作るときに出た放射性廃棄物をモンゴルに埋めるみたいなことするだけだから。

孫氏は自然エネルギーを日本で普及させる一方で、自分のデータセンターは韓国に移し、その電力は原子力OK。

首相は脱原発を表明した翌日、第3国(トルコ)に引き続き日本の原発技術をよろしくと売り込み。福島の人は原発近くにおいてよかったか。福井は? 新宿になぜ原発を置かない?

そして今、日本に置かず海外に置く流れ。モンゴルや韓国の人たちは福島の人たちと違う種類の人権でも?

日本をとりまく資本主義についてもっと考えよう。動画からハイライトを書き起こし抜粋。

「安く作れるなら日本人使わないでいい。海外で作れるならどんどん海外で作らせる。昔は、日本人の職人技が必要だったから、一定の技術は海外で作らせるわけにいかなかった。そういう線引きがあった。でも今はない。今はすべて流動化してボーダレスになってる。ボーダーレス化した世界のなかで、株主以外は流動化している。ただ株主は株主で、こんどは株主も株価が下がれば一瞬で資産がゼロになってしまうギャンブル状態。このみんなギャンブルに巻き込まれた状況のなかで経済発展という幻想を追い求めちゃっている。それしか価値観がないから。こういう状態のなかでこの災害と原発事故が起きた。とんでもないことが起きているんだけれども、流動化し、全体がくっついて緊密化した資本主義のシステムにとって、これは冷徹に、またとないチャンスとしか写らなかったりするんですね。あーなんだこれで、堂々と首にできる。もともと不採算部門だったのをスクラップにしてしまえばいい(cf.どうせ電気も節電でしょう? 工場外に出すよ)、そうしたら利益率上がるからいいよ。もう全部ベトナムで。モンゴルでいい、みたいな。そういうゲームが今後、展開されるような気がします」

ロバート・ライシュの『暴走する資本主義』まんまの世界がいよいよやってきそうだ。

このブログの人気の投稿

太陽光発電導入記完結編 発電開始!HEMS AiSEG設定奮闘記

アキバチューナーカンカン設定奮闘記【重要追記あり】

家庭裁判所が決める成年後見人、成年後見監督人月額報酬