エネルギーと人権

エネルギーと人権は、これ、セットで考えるべきだろう。

原発反対とか賛成とか、私はもちろん原発はやめてほしいと思っているが、これをいうのはたいへんなことだと思う。原発は現状維持、推進といった方がはるかに楽だし、経済合理性もある(もちろん短期で)だろう。

一番問題なのは、原発によって民主主義がゆがめられているという部分だ。たとえば福島の人たちは絶対安全だと言われてそれを鵜呑みにし、正しい政策判断の機会を奪われてきた(から自民党など推進派に投票を続けた)。福井のある首長は、将来「カタワが生まれよう」(原文ママ)と今が大事、みたいな趣旨の発言をして、原発を誘致した。今、事故が起きた原発で働いているのは、教育機会に恵まれなかったブルーカラーの労働者たちだし。九州電力は傘下の企業に、原発賛成のメールを送るよう指示。思想信条にもとづく正しい意思決定の権利を著しく毀損した。

もちろん地球は今やとても小さい。日本だけで原発やめて、じゃあ韓国や中国にはあっていいのかというと思わない。世界でやめてほしいと思う。

みんな、この問題を語るときは、必ずトーマス・フリードマンの書いた『グリーン革命』という本読んでね。脱原発というのは本当にたいへんな、しかし必ず人類が取り組まなければならない巨大な革命、グリーン革命のほんの一部でしかないんだ。 

これはたいへんなことだけど、ラッキーにもゴールデンビリオン(地球でもっとも恵まれた暮らしをしている、トップ10億人の人類)の一員に生まれた以上、これは残りの60億人の人たちへの責任として取り組まないといけない。何しろここは、夜、電気ついているし(地球上の大多数の人々にとって、夜電気がついていることの方がめずらしい)。

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