『大学キャリアセンターのぶっちゃけ話』を読んで

有名企業、人気企業の入社倍率が天文学的になっている。10人の枠に数万人といった感じで。

この本によれば相変わらず学歴社会。企業は、面接やSPI以前の問題として、大学名で人を見るのはあたりまえ。著者いわく、苦労して難関大学に入った人が、苦労しないで三流私立にしか受からなかった人と同じ就職機会であっていいはずない、と。

読んで思ったが親としてはまあとにかく、小中高生時代は自分を律して勉強しないとだめだと思う。親がお金持ちとかそういうことでなければ。

確かにいわれているように、サラリーマンの給与が下がり続けているだとか、国際競争の中で日本が地盤沈下しつつあるとか、雇用をめぐる情勢は厳しさ一色。そうはいっても、学生からすればまずはサラリーマンになるほかないんであって。そういう現実が重い。

私はこのブログではどうだか自信が持てないが、無責任に世の中だめだ、会社勤めもだめだということは、NGだと思う。そんなこといっても始まらない。だから、アウトローの衝撃も読めば、こんなある意味下世話な?本も読んだ次第。

まあ、読んで、結局こつこつがんばるしかないと(それも早いうちに)。あと発達障害(アスペルガーとか、明らかにおかしいのに障がい者枠には当たらないようなレベル)へのフォローについてのコラムがあって好感が持てた。

私もそうだったが、やりたいこと(私の場合は出版、編集や、経営、経理)があれば、会社はどこでも(無名で小さいところでも)、そこで出来る体験、経験は、やらないよりはやったほうがいいといえる。私自身、大企業、有名企業に入れないからといって就職活動をやめて家にいたり、大学に残っていたりしても、本も作れなければ経理も出来なかった(逆に言うと、早大卒の学歴からすれば超無名のありえない会社でも、ひるむことなくどんどん入社して数年我慢したからそういう「小技」が身に付いた)。

有名大卒じゃなくても、大丈夫。だってどんな大学を出ても、世の中には数百万社という数の法人がある。名前とか体面ではなく、経験の中身で、会社を選んでみてはどうかと思う。

就職活動という行為自体がものすごいつらいんだよ(イスラム圏の女性蔑視や途上国の人身売買やスラム暮らし、先進国でも中卒で風俗とか、そういうのに比べればまあもちろんねえ)。不毛だし不条理。金も労力も時間もどんどん磨り減っていく。それを乗り越えてみるというのがあとあと、人生の「味」になる?ならない?

学歴社会(崩壊)については忘れられないエピソードが二つ。学歴社会ってったって、確かにいい大学出ればいい企業に入りやすいが、そうとも限らない事例も、私なりにいくつか見てきた。とりわけ印象深い二つの事例。

・浪人で世話になった無名の予備校の事務員が当時目指していた大学出だった。
・高校時代に新聞記事で、「ドイツで、有名大学哲学科を出たある男性。タクシー運転手になるほか仕事なし、と就職難をぼやく」(タクシーの運転席に座るそいつの写真つきで)

ほかにもいろいろあるけれど、この二つは妙に鮮烈に残った。そして、この私のことはどう? 早大出て大企業にも入れなければお金持ちにもなっていない。読者から見て学歴社会崩壊事例のひとつになるのでは?

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