デルプレシジョンT390電源ユニット昇天の件
もっぱらもう一人の会社役員が使っている、7年前に買ったDellプレシジョンT390は、今朝、いつもの様に電源ボタンを押しても、力なくオレンジ色の点滅を繰り返すばかりで、何も進展がない。デルに電話したところ、電源が壊れた。もう7年経っているので、修理も交換もできないと言われる。 新潟の湯沢町では、バブル期に、数十棟の豪華マンションが建てられた。バブル崩壊とともに売れ残り、最近は40平米が100万程度という破格の安値(ただし、天然温泉や有人のフロントがあるので毎月の維持費は3万円以上する)でたたき売りに出され、高齢者がこぞって買っているそうだ。 ところがそうした高齢者たちは、最初は定年後の田舎暮らしで夢を叶えたとアガリにアガるが、妻などに先立たれるとアッという間に認知症となり、自治体のケアマネージャーによれば、腐乱死体で見つかるケースもあるという。 最初は安いからと、勢いで買ってしまうが、あとになると人間のほうがついていけず、不条理な事態を招くことは珍しいことではない。 パソコンもそうだ。幸い私はまだ、今回の件で、電源が壊れたからといって頭が真っ白になり、法外に高いハードディスクデータ救出サービスを利用したり、新しいパソに買い換えたりといったことにはならない。なぜなら、そこら辺に転がっている家の古いパソコンから、ワット数だけ気をつけて電源ユニットをとりだし、逝ってしまったデルの電源ユニットを交換して、治すことができるからだ(ただしこれには5時間程度かかった。途中でPCデポまで2往復したりしたので)。 ただ、今回ギリギリだった。車で20分程度かかるPCデポに行く途中で、熱中症のようになり、午後はめまいで苦しんだ。PCデポが近くになければかなりやばかった。これが、湯沢町とかだとしたらゾッとする。 最後に、なぜPCデポに2往復もしたのかを以下、備忘のために記しておこう。 マザーボードにつなげるケーブルのコネクタの幅が、入れ替えようとした電源ユニットともともとついていたものと異なったので、アダプタを買いに行った。そうしたら、コネクタの束の一つから、幅の短いコネクタの切り欠きに合わせてくっつけると、元々のコネクタの幅とおなじになり、問題なく使えることを教えてもらった。 ハードディスクへの電源を供給するコネクタが、デルのもともとの電源ユニットに付いて