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7月, 2018の投稿を表示しています

basicincome.jpに変更

当ブログのドメインは従来のconcern.jpからbasicincome.jpに変えました。

私の訴えのうち、近年ますます重要性を増すベーシックインカム導入。このテーマをドメインにしてしまうことで、より強くメディアとしての主張が伝わるのではないかとおもいます。

さて、最近は物事を訴えるにあたって、ある教育社会学者が言っていた勘所を三つ紹介しましょう。これらの勘所をしっかり押さえなければ、伝わるものも伝わらなくなります。

真実(事実)を述べる道徳(倫理)的に正しいことをいう誠実に伝える たとえば今はやりの極右排外主義や、極端な保守思想。これらは私は決してすべての人に伝わることはないと思っています。なぜなら、これらの極端な考え方はいま述べた勘所のうち、せいぜい3の誠実に伝える態度くらいしか該当しないからです。

偏向した極端な思想に染まってしまう人たちというのは、彼らがおかれている思想状況が深刻なまでに貧しくなっているからではないか、と拝察します。大変僭越ですが、客観的事実でもなく、明らかに道徳的におかしい宗教や言説、イデオロギーにハマっている、はまりそうになっている場合は、運動をしたり、行政の支援サービスを検討したり、専門医療機関を受診するなど、スクリーン越しにネットを見る以外の方法で長期的な問題解決に乗り出すことをお薦めしたいです。

もちろん、安倍政権のように、嘘ばかり言う(モリカケ問題)、道徳的に間違っている(過労死遺族と会おうとしない。災害が起こってもカジノ法案を優先する)、誠実に伝えない(国会の答弁では誠実さのみじんもない)にもかかわらず、ずっと支持されてている事象があります。これは何か、別の要素(株価とか金融緩和とか土建優先とか原発推進とかアメリカへの徹底した追従など)で政権が支持されている(というか、変わっちゃ困る事情)が絡んでいるので、今回の議論はたいして関係ありません。つまり、安倍政権は前述した3つの勘所を全部無視しても支持されている、やっぱり彼の言う保守思想は正しいじゃないかというのは違う話です。全然彼の保守思想が支持されているのではないですから(支持されているのは別の理由です、繰り返しますが)。

安倍政権を支持するかしないか。極右かどうか(極右じゃまずいんだが)。そういうのはさておき、さあ、私のこのベーシックインカムを導入する運動に参加してみてはどう…

幸せとは「身近な人との良質な関係」――数十名の75年に及ぶ追跡調査から判明

幸福な人は長生きします。長生きするのは健康だからです。健康は身近な人との良質な関係によってのみ担保されます。

幸い、ネット上――TwitterやFBなどのSNSのことですが、そこには、幸福な人生を送っている人たちの居場所はありません。SNSはもはや完全に、不幸な人たちが原因も分からず悶々とした結果、マウンティングに噴き上がって一時の「スッキリ」感を得たり、逆にひどく落ち込んだりする「不幸のループ」が暴走している現場に成り下がりました。

幸せになりたいのなら、いますぐ身近な人との関係を良いものにするか、またはもし人が身近にいない孤独状態におかれているのなら、新しいコミュニティーにはいって、少なくともスマホを置いて外出することからはじめるべきでしょう。

最近私は、地域のNPOが主催するオープンソースや格安コンピュータ(ラズパイ)の勉強会に参加してきました。

オープンソースやコンピュータのDIYというか、ラズパイのようなフリーのOSの世界は、真っ黒な画面に黙々とコマンド(命令文)を打ち込む、終わりなき設定作業に孤独に打ち込む趣味の世界ととらえられています。

しかし、実際のところ、ウィンドウズやマックのようなプロプライエタリ(営利目的)のOSではなく、リナックスのほうが、たとえば宇宙開発とか、各種サーバーインフラとか、スーパーコンピュータとか、ものすごく重要な領域で圧倒的に多く採用されています。

趣味ではなくて、むしろこれは人類のミッションというわけです。もしリナックスのようなオープンソースのOSがなければ、コンピュータのOSはアップルかマイクロソフトといった私企業の意のままに操られることになり、これはたいへん危険で憂慮すべき事態しか招きません。

ですから、このNPOのラズパイ、オープンソースの勉強会はものすごく意義があるんですけれども、実際のところ、NPOのスタッフは全員60歳以上のおじいちゃんたち16人。参加者は、ほとんどが50歳以上の何者か分かりませんがラズパイに関心を持つ市民13人。天気の良い日曜日の午後だったんですがね。

ただ、冒頭の動画を見たあとでこの会を思い出してみると、この地味で参加者の少ない、マニアックな勉強会は少なくとも幸福に満ち溢れていました。私はとてつもなく楽しかったですし(そこはすいません、ちょっとこれは楽しいと思うかどうかは個人的な資質により…

One Voice Children's Choirについて

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アメリカの任意団体で、子どもだけを成員とする合唱団「One Voice Children's Choir」というのがあります。率いているのは日本人で、MASAの愛称で呼ばれる福田真史(ふくだ・まさふみ)さん。

合唱のテクニックは教えず、子どもが本来持っている力を見つけ出してあげ、励ますことですばらしい合唱団を作り出しました。
NHKBSドキュメンタリーでも放送されたし、もちろん本家の合唱団のYoutubeチャンネルは数十万登録者数を誇り、しっかりとした地位を築いています。
私も娘が中学の合唱部に入っていて、合唱のすばらしさ、魅力を知っていましたが、別に(多くの保護者であるように)うたっている子どもを見て泣くほどでもないし、心を動かされる(ほど上手いなー)というような経験もありません。
そんな私が、このOne Voice Children's Choirでは泣けるほど感動しました。もちろん、私固有の、英語で歌われると涙腺が緩む特殊なフェティシズムもあるかもしれませんので、差し引いて読んでいただきたいです。
地域の合唱団や中学の合唱部は、これからは全部英語で歌えばいいのだと思いました。
最終的にはこの合唱団のように、広告収入である程度BI的にメンバーにお金がわたるしくみが絶対に重要です。
いま日本の社会は、宮台真司氏がいうように、経済のために社会がまわっている(本来は逆で、社会のために経済がまわらなければならない)し、それどころか、社会を削って経済を持っている状態です。
いちばんのしわ寄せは、子どもや女性など社会の弱者に出てきます。格差社会が進行し、また大学学費の高騰により、たいへんな負担で勉強して社会人になってみても、はたして幸せな人生、豊かな人生は見えるのでしょうか? 希望を持って、社会に出ようと勉強をがんばろうという空気は、今の日本にあるのでしょうか? まったくありません。
ではこの合唱団の動画をご覧下さい。


ちなみにアメリカでは社会の中で希望が失われ、格差社会が進んだ結果、involuntary celibate(インセル)という勢力が登場しています。インセルについては別に稿を起こすこともあるかもしれませんが、要するに、将来に希望が持てないような社会は、想像を絶する理由によって、巨額の外部コストを負担することになるという話しです。

さてもう一個…