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8月, 2018の投稿を表示しています

二歳児童発見「師匠」に学ぶ幸せの作り方

2018年夏に、山口県で行方不明になった二歳の男児を、78歳の「ボランティア師匠」(と呼ばれている一般=行政でも、男児の関係者でもない完全に素人の男性)が発見しました。

この人は65歳で自営していた鮮魚店をやめてから、日本を徒歩で縦断したり、登山道を整備しながら山登りしたりとすごい人。

学歴も何もない人間だが、残りの人生を社会にお返しさせてもらおうと思ってきた さて、この大師匠は、日本を縦走するにも、登山道を整備するにも、一日二日でできることではなく、長期的な目標を立ててじっくり取り組むことに取り組んでいます。

ここで注目したいのが、一定の目標を立てたり、ずっとそうなりたいと願ってきたことが実現すると脳内に分泌される脳内物質「ドーパミン」です。お金持ちになりたいと思った人が宝くじに当たったり、大学や資格試験に合格してもこの物質がでて人はハッピーを味わえます。

わたしも僭越ですが、知っています。わたしの場合は、一流大学に合格したい、というのと、彼女がほしい、というのでしたが、それらがかなえられたときは、確かに世界が違って見えたものでした。

しかしこのドーパミンは、数日で雲散霧消してしまいます。つまり、日常に戻ってしまうのです。確かに、大学に合格したり、日本を歩いて縦走したゴールに達成したあと、数日もすればまた元の日常がやってくる、これは当たり前の話です。

そこでまた人間は、新しい目標を立てて、ドーパミンによるカタルシスを得るプロセスに戻るわけです。それが結局、人類の遺伝子に組み込まれた「成長」ということなのかもしれません。

ボランティア師匠の例でいうと、次々と「偉業」を成し遂げています。日本を歩いて縦走する、山に登山道を整備する、もちろん東日本大震災でもボランティアに駆けつけています。そして今回、行方不明児童を自ら単身で乗り込んで、見事にさがしだしたのです。師匠の家は大分で、山口まではもちろん自分の負担で車で行くわけです。

次に、アドレナリンという物質について考えてみたいと思います。ジェットコースターに乗ったり、クラブでギャーギャー騒いで踊ったりして盛り上がると脳内に分泌される「アゲアゲ物質」それがアドレナリンです。

師匠も、子供を見つけるために自宅を出発するときとか、不明になった場所の山に入って探し始めた節は、この「アドレナリン」がでていたことでしょう。そして、山…

すべての教育はBIに通ず

同じ教科書を7回読む 東大を首席で卒業したNY集弁護士山口さんがおっしゃるおなじみの勉強法です。

同じことを繰り返す得意と苦手をくみあわせる(三〇分ごとに) 準備から片付けるまでをセットで考える 2番目は、集中力を持続させるための工夫。国語を30分読んだら算数を30分解くとか。
3番目は、時間と空間をコントロールする良い習慣を身につけることの大切さ。勉強は乱雑なものがあふれた「適当な」空間だとなかなかはかどらないだろうという。それを片付けるのもまた勉強の習慣に含めれば自己管理力が高まり非認知能力の向上につながる。

しかしそうはいってもこれできないんだったらはい就職もそこそこで、最後はロボットに職を奪われてしまうっす、みたいなのがいまの世。

勉強法は短期的な効果ではなく、「読んで考える」という人間だけがゼロ円でできることをしっかりとできるようになることが一番大事だと思う。

まあそのためにもベーシックインカムが重要だ。勉強しよう、読んで考えようったって、レジうちとか荷さばきのバイトしないと高齢者向けの仕送り(家賃と社会保障費の支払い)ができない現状では、話にならない。

勉強には時間が必要。そのためにはベーシックインカムが必要。それに、(BIが有ろうとなかろうと)勉強ができない人が世の中、実はほとんどだから、そういう人のことも考えれば、ますますベーシックインカム必要だろう。

ベーシックインカムを勉強嫌いの人に与えないのなら、誰が彼らに喜びを与えるか。ギリシャとかアメリカ、イギリスの例を持ち出すまでもなく、それは極端なイデオロギーや、カルト集団である。それらは政党の形をとって、次第に民主主義の中で広がっていきます。そうするとどうなるか。人類は歴史を、愚かな歴史を繰り返す道をすすむことになるでしょう。

いかがでしょうか(とかいっておいてコメント欄はないんだけどね)、すべての教育はBIに通じるんです。


ベーシックインカムしかない

ベーシックインカムというのは社会制度の抜本的な変更を行って達成される新しい富の再分配システムのことです。

具体的には、国民全員がだれでも無条件に、十分に高い現金を政府からもらえます。月々7万円程度だといわれています。

行政機関による審査がいらないので、給付コストがかかりません。また全員が同額をもらえるため、もらっている人いない人で妙な軋轢が生じません。

現状の社会保障給付のうち、健康保険は維持されるでしょう。ただ、年金や生活保護、ひとり親世帯への給付はベーシックインカムと似ているため見直されると思います。

私は哲学的な観点からこの制度を支持しています。つまりこの制度は、国民国家を維持するための国民の必須の義務である、「民主主義を考える」時間を捻出できるからです。

みんな考える時間がないから、短期のことしか考えない無策の政治家に唯々諾々と投票します。ほかにまともな候補がいないから、という理由で、嘘つきで不誠実な与党が支持されつづけていますが、これだと民主主義国家は壊れます。ほかにまともな候補がいないのではなくて、ほかに候補がいないかどうか考えないし、ましてやじゃあ自分が政治家になろう、つまり自分や周りの「推し」の人物の被選挙権を行使する可能性も思い至りません。

考えればわかることだともいます。しかし、だれも考えないのです。

ベーシックインカムで毎月7万とかもらえるのなら、ばかげた税金対策で農家が建てたアパートマンションに毎月6万7万もの家賃を払うための労働はいらなくなります。その時間で考えてほしいし、考える義務があります。

考えないというのは、ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルによれば、「過ち」なのです。思考停止というのは間違いであり、倫理的な犯罪です。

いま日本は人口減少で、先進国に類を見ない、いびつな人口構成になっております。少数の現役世代が、同じ数くらいの働かない高齢者に仕送りをしています。医療費も高騰を続け、財政は毎年税収と同じ額を新規に借り入れています。

もちろん、突然ボカンといって、円が暴落してエネルギーも食料も海外から買えなくなることはあり得ないと思いますけれども、税府財務省は、このままではやばいので、(べーしくインカムなどの「寝言」ではなく)消費税を上げないとまずいと騒ぎ立てます。

しかしそれでは状況は改善しません。消費税は30パーセント近くまで上げ…