異常に高い大学進学費用

私がこんなことを書くと、ますます少子化が進むことはわかっています。しかし、残念ながら、これは不都合な真実として是非とも書かねばならない。

子育てで、全部公立で、高校までやれば、何とかなると思っていました。しかし、大学進学の段階で、とてつもない金が、いっぺんに流出する事態に直面し、これは子供を持つということは、今の日本だと単なるやばいギャンブルじゃないのかというふうに確信しました。

海外では、FIRE(The Financial Independence, Retire Early)とかいう、アーリーリタイア(さっさとばかげた仕事に貴重な人生の時間を使うのをやめて、働かないで生きていくことを選ぶこと)がミレニアム世代の間ではやっているそうです。

それはそれでいいんですが、その人たちの子供が大学進学の段階になったらどうするんだろうと心配です。

今日は地元の公立中学の「放課後カフェ」(放課後の居場所、生徒は自由に来て、ボランティアスタッフが出すお茶を飲みながら漫画やゲームに興じる)に参加しました。私のやくまわりはモニタとラズパイを持ち込んで、スクラッチやオープンソースのグラフィックソフト、オフィスソフトを生徒に紹介することでした。

それ自体楽しかったんですが、いろいろと分かったことがあり、残念な気持ちにもなりました。

特に分かったことで残念なのは、親の大部分は、家計のために子供との時間を犠牲にして、働いているということです。しかも、そうやって働いている大部分の給与所得者や、パート労働者の給与は、ここ20年、下がり続けています(安倍の粉飾統計は全くあてにならない)。仮にちょっと上がったとしたところで、仕事の内容は極端に進んだ分業制と細分化で、味気なく、わざわざ人生の大事な時間を犠牲にしてまで取り組む意義は全くないわけです。

いや、そんなことはない。楽しく仕事していて、自分は働くことが生きがいだというのなら、そういう人は子供との関係はどう評価しているんでしょうか? 子供や、奥さんは自分の親に押し付けて、会社に逃避しているだけなんじゃないんですか? そんな会社は、あなたに今でこそ居心地いいかもしれないけど、会社の経営者たちのみている方向は株主とか、会社の存続とか、そんなことばかりで、あなたはもとより、あなたの家族のことなんて一ミリも考えてはいないと思います。すべての従業員は、使い捨てで、そして、雇用者でさえ、今変化が速い世の中で、10年先に存在しているかもわからないのです。なのに、会社がハッピーで、満足しているのだとしたら、それはもうおめでたいとしか言いようがない。

まあこれ以上細かいことは書けませんけれども、この日本はもっと、教育とか、子供にお金を回していかないとアウトです。

高齢者はいま、昔からの制度のまま、このままそこそこ豊かなまま、逃げ切っちゃえということで、ぎょっとするくらいの年金を得ています。しかし、その原資は、今働いている現役世代の労働なんです。高齢者のための民主主義だから、子供は無視されて、子供とかかわる活動もなんだか貧しくなり、きつくなり。

その極めつけが大学進学費用の高騰なのです。

話は変わるが、来ていた中学生のほとんどは、スクラッチには無関心でした。寒い。あまりにも寒い!! 百歩譲ってそれは許そう、しかし、このシルバーデモクラシーと、富の著しい偏在(世界の富の半分を、8人が寡占している)をこれ何とかしないと、あんたらやばいんだぞと。資本主義のせいで、やばいんだよと。それを、私は無料で使えるOSとか、ソフトウェアを持っていって、説明しようとしたんだが、もう全く関心がないみたいで。

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