中卒のギャルが実体験を語る動画がすごい



この人すごい。今29歳、モデル事務所の経営者。今年2月頃からYouTubeチャンネル開始、今20万近い登録者数(これの凄さは自分でYouTube動画アップすれば腑に落ちるが、それ以外の人は分からないだろう)。
こういう人がサクセスストーリーとしてある程度成り立っているためには、やはり日本が

  • 公衆衛生
  • 治安
  • 国としての独立性
  • 憲法
  • 家族へのさまざまな行政のサポート
  • 動画投稿インフラ(YouTube)
  • 動画収録と編集、アップが廉価に、誰でもできる(中卒にも)
こういうものが、今の日本ではいかにすばらしく整っているのか、そこに驚きを禁じ得ない。シリアとか、カンボジアとか、リビアとか、ひどい国多いからな。サウジとか。女性がこんな、しかも1回は鬱病とかいろいろなトラブルで社会的弱者に転落した女性が、こうして立ち直ることができているわけだから、社会制度の秀逸さ、これは看過できない。

この、尊敬すべき実践者で自称メッセンジャー(それほどスピではないので大丈夫)の葉山潤奈さんみたいな話は、これまで(ネット以前)は風俗店とか飲み屋に行かないと聞くことができなかった。しかし今では、YouTubeでいくらでも見ることができる。

彼女のコミュニティーに入っていない人でも、時空を超えて、まるで目の前で本人が自分に話してくれているみたいな体験をすることが出来る。

フェースブックでは世界中から毎日数百万の規模で投稿される動画をチェックするために、一日中、残虐だったりやばい動画(南米とか中東とかでよくある、生きたままの女性の手足をカットしたり首を切り落とすとかそういう類い)を監視する仕事があるらしい。たいてい半年くらいで心を病んでやめていく過酷な仕事だ。

動画を誰でもアップできる時代になったので、やばい動画もたくさんアップされるけれども、この葉山さんが言っているとおり、ネットをいいことに使うようにしないといけない。世界をよくするために。

つまり、メディアリテラシーの教育が全世界的に必要だと思う。私は年100万円からの学費がかかる大学でメディアリテラシーの授業を受けたからこういうことを言えるが、葉山さんは自らの実体験から、すごい説得力を持って動画でしゃべってくれている。説得力が違う。正直メディア論の授業を一年間かけて受けるよりも、家でこの葉山さんのこの動画を見るだけで十分だろう。

ただそれだと一秒で忘れてしまうので、みんなで集まって、葉山さんご本人もいる前で見るほうがいいかもしれない。生身の葉山さんがいればインパクトがあるので、人々の記憶にも残るだろう。

葉山さんは、思い立ったらすぐ行動、猪突猛進で何でもやるようだが、たいへん失礼だがおそらくADHDカナ?!と思った(私が当事者)。しかも、関係ないが葉山さんはLGBT当事者でもある(パートナーが女性)。この人本当にすごい。女性学とかやるといいと思った。というか、女性学はこの人くらい、社会に刺さるコミュニケーションを獲得しないでどうする?!って思った。

それは葉山さんの以下の自己紹介動画を見ると分かる。長いが見る価値があると思う。特に、ユーチューバーを目指すすべての人は見るべきだろう。ネタ、コンテンツ、しゃべり、編集、BGM、テロップ、いろいろ勉強になることが満載だ。

 

このブログのタイトルは中卒ギャルとか言ってスティグマ狙いのカタルシス系を狙っていて、下品でダメ。そういう切り口はマスコミっぽくて最低だと思う。私は今は動画編集してYouTubeにアップしたことがある「好きなことで生きていく病」当事者でもあるため、謙虚に葉山さんの動画を見て、心からの尊敬を覚えたという話です。そしてこういう人と競争することは無理なので、YouTubeどうしよって思った。

ネガティブコメントへの彼女の態度も見習うべきものがある。



たとえば、葉山さんに、住所とか晒されたらどうするんですか的な心配を寄せる声があった。これに対し、葉山さんは、「警察に被害届を出す」と言っていた。市民として当然の態度である。日本は毎年、皆さんから集めた税金で、警察を含む公的サービスの維持運営に数兆円のお金を使っている。このオネェ様から「警察」とか「被害届」とか言う言葉が出てくると違和感があるかもしれないけれども、これに違和感を感じるならそもそも日本の公的制度自体に無知すぎ、そういう人こそ大丈夫かなと違和感を禁じ得ない、私のようなオッサンからすれば。

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