長年、このブログを書いてきましたが……

長年、このブログを書いてきました。

私は犬を2007年から飼い始めました。ラムっていう名前の雌のチワワ。ブログもこの頃書き始めました。先週、7/3水曜日に、12年の寿命をまっとうして、その犬は亡くなりました。わたし毎日喪失感に苦しめられています。

でもブログは続きます。私が生きているからです。

私がブログで訴えている内容は、ラベル(カテゴリー)を見ればだいたい分かるでしょう、一貫している。ベーシックインカムしかない、ということ。ベーシックインカム、あるいはそういう、巨大な価値転換、富の再分配が必要だという熱烈主張です。

私の家族は6人家族。働いているのは私と妻。ひとり8万もらえるなら、月48万。ヒャッホウ!って話ですよ。最高です。そうなったら。いけませんか?国から金もらって、愛する家族との愉快なくらしを楽しんじゃ、いけないんですか? なにか間違っていますか?(反論は受け付けません)

さて本音はさておき。この資本主義という、数百年間人類が使ってきたイデオロギーがもうポンコツになって使えない。そう思います。本来、ヒャッホウ楽しい、家族大好き、いつまでも一緒に時間を過ごしたい。そう思うのが家族でしょう。でも、働かないといけない。奨学金もある。仕事に出ていって長時間家に父母がいない。おかしいだろこれ。子どもは、そういう親を見て、子ども作りたいって思うかな?

何しろ、地球の富の半分を、たった8人が寡占しているわけです(NHK BS欲望の資本主義)。新しいイデオロギー(虚構)を考えないと、人が新しく産まれてきても不幸だし、みんなが不幸になってきている。人を不幸にする思想や虚構は、絶対に間違っている。

ユリアス・ノバ・ハラリ、マルクス・ガブリエル。現代の知性はみんな、今の人類の主要な虚構(資本主義とか)は、「間違っている」といっている。うちらよりぜんぜん、歴史や哲学をめっちゃ勉強している超天才が、「間違っている」っていってるんだから、まずは彼らの本を読んで、どう間違っているのか、勉強しましたよ、私は。私はね。私はそうしたって話で、他の人は知りません。

1人でも多くの、生まれてきた人が、愉快にこの地球で人生をまっとうできる。それをきちんと実現できる、資本主義に変わるイデオロギーを考えるときが来たんだ、そのことをこのブログでずっといっています。

私は、1992年から四年間、西洋哲学を大学で勉強しました。そして、1996年、就職活動。「哲学科卒業」は、恥ずかしかったです。金融機関とか、商社、保険、証券は経営学部とか、商学部にくらべてハンディキャップの哲学科。もちろん、軒並み落とされました。

男で、早稲田なのにです。企業、それも、奨学金返済をどんどん進められる、高年収の一流企業は、哲学学士なんて要らないんです。それで、かろうじて非上場の、農家のビニールハウスのビニールを売るメーカーに入れてもらえた。早稲田出て、新聞記者。弁護士。そいういうふうになるかなと思ってたのに、これだ。もちろん続きません。あれこれ転職して、結構あれこれ苦労してますが、何とか地域のみなさまや家族に支えられて生きていけてます。これは感謝。

でも最近こう思いました。哲学。経済学や政治ではなくて、よりによって哲学を、400万円の学費を払って勉強してきたことには、じつは価値があるのではないかと。というか、むしろそれを今こそ活かすときが来たのではないかと。

哲学を否定した連中のまわす経済主導のこの世の中。どうなってる? 少子化が進んで、連中のサービスや財を買う需要主体つまり人間がどんどん減ってきている(少子化)。こうなるともう、先がない。あまりにも分かりやすい限界だ。たとえるなら巨大な椅子取りゲーム。これ参加したいって思う人、いるはずもない。椅子が減るし、参加者も減る。バカげてる。

資本主義は人間を搾取して、どんどん大きく膨らんでいく焼き畑農業のようなもの。でも焼き畑農業と同じで、いまやすっかり小さい地球はぶっ壊れるし、子どもを産み育てる気力も失せて需要が減る一方。海面上昇で土地も減る。金利も上げられず、国が貨幣発行主体(中央銀行)からお金を借りて、力の大きい企業にいびつで不道徳な再分配をするばかりとなりました。各国の債務残高は過去最高を更新する一方です。増えた金は、全部富裕層や一部大企業内部留保に流れるだけ。

大企業は、将来の需要が少ないからリスクが高まっているといって、内部留保を従業員に還元することはありません。従業員が貧しいままでは、将来の需要は絶対に増えません。人口も減るばかりです。にもかかわらず、目先の利益こそ至上命題の彼らには、内部留保を従業員に還元することはできるはずもないのです。小学生でも分かる行き詰まり。資本主義は終わったんです。

さいきん、アメリカの富裕層のアイコンでもあるバフェットが、富裕層への増税を大統領候補者へ書簡で呼びかけた。彼らも、このヤバさ、つまり資本主義がオワコン化していることに気がついた。結局格差偏在は自分たちの首を絞めるし、もう先がないということを。彼らにも子どもがいるだろうから、その点がよかった。

さて、このオワコン資本主義のひとつの解決策(「代案」)を、大西つねきというオッサンが提出しました(正確にはずっと言ってきていたが私が知らなかった)。いちばん分かりやすい、神講演を以下に貼っておくので、絶対に見てください。

今の政府、日銀が公表している、誰でも取れるデータから、こういう説を導き出した。本当は私がこういうことを考えなければならなかったんですが、前述の通り家事育児もあり、時間が取れませんでした。ですが、今は、大西つねきがいる。彼を発見したことがこのブログを続けてきた最大の功績かもしれません。

では、大西つねきさん、よろしくお願いします!!あなたは、哲学者です。間違いない。現代の、正しい哲学者だ。私はこれで、安心してアイヒマンになれる。

ちなみに、彼もまた当然のことながらあらゆるイデオロギーからフリーのオーガニック、右翼でも左翼でもない、新しい哲学者です。そして、娘の大学のOBでもあるがそれはまあ関係ない。



【追記7.24】
選挙が終わって、れいわはふたりの特定枠に障害者、難病患者のそれぞれ当事者を参議院に送り込み、政党要件を獲得しました。総得票数が250万票くらい?だったので、山本太郎氏や大西つねき氏は議席を逃しました。しかし政党要件を満たしたので衆院選で、ここから始まったムーブメントはさらに勢いを得るに違いありません。
この現象をメディアや識者、既存政治家はあれこれ言っていますが、なかには一時的な「ポピュリズム」と言っている人たちもいます。たしかに、4月に結党したばかりの無名の政治団体に過ぎなかったれいわが、ユニークで濃すぎる、当事者ばかりの10名の候補者を擁立。演説では「金はないところから取るな。あるところから取れ。消費税廃止は法人税に累進制度を導入したりすれば絶対にできる」★とか言ってます。演説は「街宣ロス」という言葉が出てくるほど、SNSや動画で拡散し何万回も再生され続けています。そして、選挙戦終盤の「れいわ祭り」。新橋や新宿でみられた市民たちの熱狂。短期間で集まった「市井の人たち」からの4億円の寄付。これに恐怖を覚えたりポピュリズムだとレッテルを貼ることはむしろ当たり前の反応でしょうよ。
★だから法人は出ていくという人がいますが直近の経産省の調べでは税制を理由に海外に本社を移す法人はありませんでした。
しかし正直言って、私のようなまあ、当事者から言わせると、何言ってんだろうという気持ちです。メディアでなにかいう人ってのはもうある程度「ゴール」に達した人なのでしょう。エリートです。「ガーディアンソーシャリズム」的な。
で、そういう人たちってのは、「大西つねきの動画」を2時間以上見ようなんてことはあり得ないと思います。そんな知らないおじさんの動画を、なんで2時間もの貴重なリソースを費やしてみないといかんのか。それだったらもっと専門分野の古典とか、原書とか、時間を有意義に使うよって話なんでしょうよ。
バカの壁ってのがそびえ立ってますよ。大西つねきの動画をひとたびみたならば、正直別人のように変わります。しかし問題は、ほとんどの人は、そこに2時間以上、時間をかけません。というか、これって、単行本を一冊読み切れるかどうか、そういうレベルのリテラシーの問題に近いと思います。
はーあ。
まあだから私なりに、つねきの動画をいかに見せて若者に目覚めてもらうか。これを地道に何とかしてやっていきたいと思うばかりです。

このブログの人気の投稿

宮台真司まとめ

消費税についての本質的な発見を2、3点

One Voice Children's Choirについて