領収書はお金であり護符
私は正直に告白すると夏休みの宿題とか、読むべき本とかは、超後まわしにしてしまうタイプです。 というか、ADHDなのでそれはあたりまです。生まれたときからそういう仕様で出てきているので、それ以外の対応はできないことになっているんです。 で、今確定申告のシーズンで、いろいろ工夫してやっとの事で1社終わったので、のちの備忘のためにこれを書くことにしました。工夫ってなにか?はい、たとえばコンサータを飲む。コーヒーを飲む。あとは、使っていないノーパソを横に置いてひたすら「酷道」動画を映し続けるとかですかね。酷道を延々走る動画。パソコンが処理が遅くてイラついたときに。あるいは、国税庁電話相談センターで待たされているとき。酷道風景を眺めるだけで本当に癒やされて別世界に旅立ててステキなんです。工夫は以上になります。 さて、法人が、つまり普段は命がけで赤字にしているにもかかわらず、たまたま想定外に売上が増えてしまい黒字になったときにどうするかってはなしです。日本の法人のうちこれは200万社くらいあってほとんどが中小零細企業ですが、8割は赤字にしているため、黒字になったときは私のように慌てふためきます。ただ、ほとんどの法人代表者は税理士に丸投げしていて、社長自身が確定申告しているケースというのは少数と思っています。 黒字の場合に戻ります。黒字が見えたら、当然私も毎回慌てます。というのは、オペレーションが複雑で、書類作成もたいへんなことになるためです。ここで一点、「私」=人間の私というより、法人代表者つまり法的な意味でのヒトなので。つまり、有り体に言えば私=会社、ということになります。以下はすべて法人(会社)についての話になります。ただし、利益の考え方や、税の納め先は同じですから大丈夫です。 あとでみて訳が分からないとイラつくので、ものすごく簡略化してしかも私の小さい小さい法人の、たった200万程度の黒字の場合に限り話します。たったというのはもちろん異論があるでしょうが法人の税の話をするときにはこれは小さいと思います。 まず、いったい誰に対して払うか。三人います。払う相手は三人います。カッコの種類は、それぞれに対して払う税金の種類の数です。これらはそれぞれ計算の方法や税率が異なります。=は変数ではなくて、まあハンドルネームとしましょうか。ときのリーダーと名前がたま