立場主義で視野狭窄になり本来の機能を果たさない為政者

立場主義で視野狭窄に陥り、本来の機能を果たさない為政者。視野狭窄というのは自分の目の前のことしか見えなくなってしまい、まるでトンネルの中、はるか彼方に小さく見える光の一点だけを見て、猛進しているような様にも当て嵌められる。

問題は、そのトンネルの出口が、その人にとって本当に最善なのか、本人には決して分からないことだ。しかもそれがたとえ話ではなく、現実の生活や人間の営みに生じると問題はいっそうやっかいになる。

よくシングルマザーの人たちは貧困なので視野狭窄に陥り、政治的な活動をする余裕がまったくないと放置される。するとますます再分配の恩恵が遠のき、貧困生活は終わりのないよう相を呈しはじめる。貧困が終わらないからさらに視野狭窄の度合いが高まる。残念ながら、貧困の先にあるのは、心身の健康を損なうこと以外にないのである。

いま、立憲民主党の枝野という党首は、まさにこのシングルマザーが陥る視野狭窄になってる。最大野党の党首が、もはや間違った破滅への道に突き進んでいるのである。

どういうわけか。

彼は、新しい政治をはじめよう、草の根の声に私たちは耳を傾けることができる政党だ、こういうスローガンを言っている。じゃあ当然消費税を下げるべきだと思うが、なぜ下げないのかと記者に問われて「財源のことを与党に攻められる」だと。財源のことについて、れいわみたいに勉強して、理論的な裏付けを構築しなければダメだと思う。単に与党にいわれて選挙に不利になるなら、どれだけ庶民草の根が支持している消費税減税もお断り。これこそ立場主義といわずなんといえばいいか。

まったく古い政治のままだし、草の根の声なんて一切考えていないのである。

まあ、しかし、草の根とか、古い政治がどうの。これはまだかわいいほうだろう。恐ろしいのは、現に今、新型ウイルスの蔓延で国民が生命の危険にさらされているにもかかわらず、自分の保身のためにそれはそっちのけで嘘に嘘を重ねる安倍総理とその取り巻き役人の実態だ。

まず、公職選挙法などの法律に明白に違反している桜を見る会問題。証拠を徹底的に隠滅し、ウソにウソを重ねてひたすら逃げようとしている。検察にしっぽを握られないようにするために、もう国民のことも、国会も、対面も、倫理も、真実も、日本語も、知性も、何もかも一切かなぐり捨てている。

国会での彼の態度はもはやギャグ、ネタレベルにまでなっているが、それでも証拠を出さない、隠滅すると言うことだけは確実にやっている。それほどまでに彼は悪いことをしてしまったという、このバカげた態度がそれを逆にくっきりと浮かび上がらせている。

与党も野党もポンコツでグダグダ。安倍与党を支えてきた経済も、消費税増税の失政にもってきて新型肺炎が決定打。今こそ山本太郎のれいわ新選組の大爆発の機会なのではなかろうか。

野党の枝野は、先が見えず、仮に見えたとしてもまったく間違った出口しかないトンネルから、勇気を持って引き返し、素直に山本太郎と共闘すべきだろう。それができないならもう目もあてられないことになると私は思う。枝野は弁護士だったはずだ。山本太郎は中卒だ。エリートの枝野が、「財源論で敗れるから消費税は下げられない」と言っている。これはもう政党党首としては決定的にマズいだろう。

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