やる気の出し方【2020最新】

長年の研究、どのくらい長年かというと、1990年くらい(私が高校生で、大学受験勉強のためにやる気を出す必要に駆られて以来)からだからかれこれ30年(!)。江戸時代だったら寿命の半分はやる気出さなきゃ、出ない、困ったどうしよう、締め切り来た、低パフォーマンスやミス(瑕疵・かし)だらけでがっかりを繰り返してきた、そういう「生を享受」する一個人からの報告です。

表題の通り、「やる気を出すにはどうしたらいいのか」。今年の結論は結局3つに分類されます。
  1. 心身の状態
  2. 環境
  3. タスクへの取り組み方
1.心身の状態

睡眠不足だったり、栄養失調だったり、病気に罹患していたりしていたら、そもそも活動ができません。私の場合は、ADHDでして、これは注意欠陥多動障害という自閉症系の立派な(?)病気です。医者に相談して、きちんとコンサータという相性のいい薬を服用して心身の状態を調えています。

よく、夜型はいいのか悪いのかという議論があります。これは次のようなエピソードを読めばいいでしょう。心療内科(精神神経)系の病気で入院します。するとたいてい、まずは生活のリズムを整えることから治療が始まります(病気にもよるが)。つまりは、人間というのはそもそも朝起きて暗くなったら寝る、三食きちんと食べる、これを前提に健康が担保されていると考えたほうがいいということです。

作家が徹夜で何か名作を書いたとか、夜集中できるとか、そんなのはたまたまそのときはそうで、それを繰り返すとアッサリ人は廃人へと堕す線路への進路を進み始める。待っているのは入院までして生活のリズムを整える。入院すれば1日に何万円も医療費がかかってしまい、たいへんです(ただし、ほとんどの場合、自己負担額は微々たるものか無料でさえある)。そもそも作家でもないし。

2.環境

やる気がない人間→やる気がある人間。これは、人が変わるということです。人が変わるには、時間、場所、人の三要素が必要といわれています。当たり前ですよね。ある情報商材屋がいっていたんですが、レジ打ちの仕事。めちゃくちゃ退屈でつまらない。でもパートのおばちゃんはみんな、店に来たらパキッとこなしている。なぜか。そのメカニズムこそ、この環境に関わるヒントが満載です。

レジ打ち。就職希望ランキングあるいは、あこがれの職業で、かつて「レジ打ち」がトップ10になったことは決してなかった。不人気で典型的な3k仕事です(低賃金、低未来、低自尊心)。今なら感染リスクも高いうえに、賃金も激安だ。いくら国のリーダーがフォローしたって、金をくれなきゃやりたくありません。

その証拠に、家で、レジをたとえばamazonとかで簡単に、安く買えますからこれを買ってレジ打ちプレイをしようって人はいないじゃないですか。つまり、そういうことは趣味としても面白くないわけです。つまり自発的に、人が、放っておいてもやりたいと思うことではないことが間違いないです、レジ打ち。

じゃあ、そういう、人がやりたくないことをやる人ってのは聖人なのでしょうか?あるいはオリンピック選手のような、自律機能の高いアスリートなのでしょうか?違います。普通の人です。レジ打ちをしている人たち(たとえば私、「主婦」「主夫」、大学生、高校生、非正規労働の人たち、夜八時に国によっては、拍手してもらえる人たち)というのは、場所(店)、時間(シフトで決まっていた)、人(同僚や上司、客)の人が変わる三要素すべてが変わるので、できるわけです。

私だってレジ打ちやれますよ。ただ、今、夜、ひとり静かに書斎でブログを書いている今、じゃあヤレっていわれたら絶対やれません。できるのはなぜかっていったら、最初に言ったとおり、時間(店が開いている)、場所(店)、人(お客さんが目の前で待っている)の三要素があるからできるわけです。

いま人類の目の前に、徐々に明らかになってきていること。それは、賃労働のほとんどが、その本質において「レジ打ち」のような退屈な仕事ばかりになりつつあるんだってこと。AIが、大概の部分を賃労働の領域から奪い去っているからです(だからまあベーシックインカム早くはじめろってことでもあるんですがね)。

話それましたが、環境は大事で、その環境とは、時間、場所、人の三要素だということでした。

3.タスクを細分化

これは私がいうまでもなく、たとえばライフハッカーなどのウェブメディアを3時間程度読むだけでああ、それかって分かります。一言でいうと、いろんなやるべきことや課題は、なるべく短く細かい単位に分けて、リストにして取り組んだらやりやすいっていう。まあそれだけのことです。当たり前ですよね。いまは中学校でも、定期テストの2週間前から、科目ごとにどう勉強していくか、日ごとに目標を定めてやる計画表が配られています。公立の学校ですよ。東京だが。タスクを細分化して計画的にやるってのは義務教育の中で身につけることもできる、そういう時代です。ありがたいですね。

今年の新ネタは?

それでですね、今日はやる気の出し方の最新ということで、いままで述べたのは別に最新ではなく。数年前になにかで読んだんですけど、人ってのは不思議なもので、人(他人)がなにかの作業に没頭している様を見ると、不思議とやる気が出るという研究があります。

こういう実験がありました。うろ覚えなので細部は分かりませんが、すいません。まず学生(被験者)を2つのグループに分けます。1つのグループには、仮にAとしますが、Aグループには、まず、人が家事をせっせとやっている動画を見てもらいます。Bグループは何も見せません。その後A,B、両方に簡単なテストを受けてもらいます。すると、Aグループのほうが、早く解けて、正解率も高かったそうです。

私は、DIYの番組が大好きです。DIYはもちろん好きですが、人がやっているのを見るのも大好きです。家事は嫌いですけどね。作業ってのが楽しいんですよ。

何も、実験までしなくたって、私は経験的に知っていましたよ。それに、この動画。カンボジアのジャングルで、単純な道具だけで地面を掘ってめっちゃおしゃれな地下プールを作ったり小憎らしいほどの小屋を作り上げます。これがめちゃくちゃ視聴回数を稼いでいる。チャンネル登録者も400万人。動画がアップされると、1日で数万回みられる。

どうでしょうか? 作業をする前に、作業している様子を動画で見てみるってのは。簡単でしょう? おっと、見る時間を決めないと、昨日の私みたいに作業動画ばっかり見入って、肝心の自分の作業に取りかかったのがもう外が明るくなってからなんてことにならないようくれぐれもご自愛下さい。


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