子供に家事を手伝わせるのは虐待で人権侵害で窃盗の重大犯罪である理由

新型感染症のせいで政府は学校を閉め、家にいるように「要請」してもう一か月近くたとうとしている。

そうした中で、DVが問題になってきている。狭い家、世界からはウサギ小屋といわれている劣悪な住宅の中で、朝から晩まで子供が家にいる。そして親は会社ではなく、家で仕事するように仕向けられている。もはや親は発狂する以外にないだろう。

今こういう状態で子供に家事をやらせたらいいといわれているし、実際うちでもやらせているけれども、私からすればこれは虐待で人権侵害で窃盗(時間)の重大犯罪である。

子供の権利条約を読んでみてほしい。もちろんこれはご存じだと思うが199x年に日本も批准して有効になっており、憲法の上に立つ、重要な条約である。一言でいえば子供を守ろうというこの条約だが、家事をやらせるのなら一発で条約違反だろう。具体的に言えば子供を搾取してはいけないと書いてある。家事はあからさまな搾取であり、したがって家事を子供にやらせるのは子供の権利条約違反である。

(家事は搾取ではないという人へ。それならあなた自分のブログやメディアでそれを言えばいいんであって私に何か言うのは絶対にやめてください、便所の落書き(=このブログ)に文句言うのと同じで、万が一返事が返ってきたらホラーです)

もはやこのブログの読者ならば耳にタコができるほどのことだが、家事育児は無給の場合はそれは倫理的に許されないということ。しっかり政府はベーシックインカムなどでそれに報いなければならない。ところが政府はこの問題を無視し続けてきた。不作為という違法な態度を続けてきた。家事育児が無給である以上、私たちはこれをやるのはこうした政府の犯罪的態度を追認することになる。ただ、現状家事育児しないと別の問題からの末路(コバエ、ネグレクト、汚部屋、ゴミ屋敷化からの発狂または収監)一択かつ片道切符となるので、家事育児をやらないという選択肢はない。

だからわたしはやっている。

高校時代に、都立高校の清掃は生徒にやらせるのではなく、地域の清掃事業者に外部委託するべきだと言って親も呼び出されたこの私が。予備校でのあだ名は「人権君」だったこの私が。黙々と家事をやっている(もくもくではなくて、このブログのようにやかましくだが)。

それは百歩譲っていいとしよう。問題は、子供にやらせること。子供にやらせるのならば、家事育児は無給かつ無償のブラック活動であって、政府はこれに報いるべきで、その手法は例えばベーシックインカムなどが考えられる、とか言ったうえで一緒にやるならいいだろう。

そうしないと社会をよくするための論点設定ができない。家事育児をやらざるを得ないのはその貴重な契機であるから。

となれば、当然だが子供にはまず子供の権利条約、そして憲法、そして労働法、そして男女差別撤廃条約などいろいろな国際法や憲法、法律の理念を知ってもらいたい。さらには女性学、社会学、家族学、そういう学問の知見もあれば、運動への動機はゆるぎないものになるに違いない、私のようにな。

そのうえで家事をやれば、若者に備わっているその優れた拡散力で、強力なアドボカシー活動を始めるかもしれない。そういうための着火剤として家事をやらせるのに限りいいかもしれない。

で、こういうことを言いながらじゃあ皿洗ってと言ったら何と言ったか。「じゃああんたやれ」…ドMでよかった!

※この文章の一部は潤色が含まれます

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