明らかになった格差、受援力=ITリテラシー

ITリテラシーという壁が、今政府の支援策を本当に必要としている人の前に高くそびえたっている。

今すでに手続きができる次の三つの支援策がある。東京都の拡大防止協力金。通産省(国)の持続化給付金。そして、特別定額給付金だ。

いずれも、マイナンバーカード(それも三種類の暗証番号を覚えていること)を持っていたり、PDFファイルを自在に編集できたり、そもそも確定申告のデータをすぐ取り出せたり、売り上げ帳簿を作れたり(当然会計ソフトで)、そもそもパソコンがないと割と話にならない(電子メールアドレスも必須)レベルである。

PDFを用意できなくても、紙や手書きのものをスマホで撮って送るのでもいいらしいので、ぶっちゃけ全部それでやれなくもないかもしれない。つまりスマホ一台あれば、できちゃうかもしれない。うーんでもかなりやりにくいと私は個人的には思う。こういうのはスマホ向きではなくて、PCが最低限必要だろう。それぞれの手続きで必要な書類の量が多いので、スマホで撮っているうちに何をどこで送ればいいのかわからなくなったりしそうだ。

スマホで、せっかくデータをアップしても、「ファイルサイズは2MBまで」とかいわれる。スマホを店で買った人が、デフォルトのカメラ設定で、巨大ファイルサイズでバンバン撮って送って、ファイルサイズ制限で玉砕というのが見える。

ものすごいスピードでシステムを構築したんだろう、いちおうUIとか、スマホ対応とか、そういうことは成立している。しかし、前述したように、絶対にすべての人が困らないかというとそうではない。困った人はどうするかというと、オンライン申請以外の方法をやるしかない。それは…。どっか相談会場みたいなのも設置されているらしい。今の非常事態宣言で、そういうところ出かけるかって話。給付金については、いつ来るのかわからない。スピードの問題が出る。

たぶん、明日首くくるレベルで困っている人もきっと多いに違いない(cf経済死)。そういう人たちは、もういろいろと広い視野で物事を判断できなくなってる。視野狭窄に陥っていて、とてもじゃないがそういう人にファイルサイズがデカいとか言い放っておわるそういう、滑りまくりのUX(ユーザーエクスペリエンスってんですか、要はそのウェブアプリの使い勝手を利用者目線できちんと考えようって話)をバーンと政府がかましてきたのは、ちょっとほんとやばいと思う。ギャグってる。国が。そしてそういうのは、大臣も首相も全く理解できない(申請のページに、ヲタ絵キャラが出ていなくて本当に良かった)。

マジで政府、殺しにかかってきてるな、国民を。

ちなみに、ITリテラシーがそこそこあれば、ちょこちょこっと、手続きによっては5分もかからず終わる。その5分は何と比較されるかというと、感染リスク覚悟して相談会場に出かけて行って、散々待って、それで記入して提出、これたぶん一日では終わらないと思う(書類不備などで出戻り考慮すると)。そういうのと比べての、5分なのでその格差が半端ないって話。。

あと、こういう状況で、子供にスクラッチやらせれば大丈夫なのかどうか、たぶんダイジョブじゃないと思う。

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