絶望を希望に変える経済学――ノーベル経済学賞受賞学者もベーシックインカムしかない
最近読み始めたのがこの本。
この著者のひとりはアビジット・V・バナジーといって、2019年にノーベル経済学賞を受賞した人。
ただこの本読んでわかるし私もうすうす感じていることだが、まあ、だれもこういう話題に関心を示さない。
経済学者がいくら政策を奨めても政治家もその支持者も一顧だにしないらしい。民主主義がもうそれだけ厳しいことになっていることだろう。
理不尽を受け入れるのは生活のためで、そこをベーシックインカムみたいに、だぶついた金融経済のマネーを所得の低いほうから順に配れば、衣食足りて礼節を知ることができて世界はよい場所になる。