誰かの借金は誰かの資産 日本銀行と私たちの家計

 今日は時間がないので。さらっと。

いつものように私は大好きな安富さんの動画を見ていてびっくりした。ブログでわたしが標榜してきた、こども産んだらひとり三千万円配れという、私の訴えtと同じ主張を、安富さんもこの動画で言っていた。

この動画を一言でいえば、日銀はここ十年ほどのあいだ、お金を爆刷りして老人の面倒を見ている。ついでにアメリカに「上納」金も払って、平和を金で買っている。

過去9年ほどのあいだにだいたい600兆円くらい日銀は資産を増やしたが、その資産の中身は、市中銀行から買った日本国債(債権)である。それらのうち300兆円くらいが日本の社会保障、もちろんそれは高齢者向けの年金と医療費である。また、100兆円はアメリカ国債を買った。

残りはいろいろあるが動画を見てほしい。



わたしがうすうす気がついていたことだけれども、こどもや若者にお金がぜんぜん行かない社会である。

で、日本経済のあたらしい見方、という本を読むと分かるが、高齢者は将来が不安だから金を貯金に回すし、またもっと悪いことに、最近は企業も金を貯め込んでる(企業貯蓄)。

いくら日銀がお金を刷っても、金は使われずに貯め込まれれば、経済が回るはずがない。構造的にデフレだったが、ここのところアベノミクスで、ちょっとずつカネが回るようになっては来ていたらしい(大方の見方と異なるかも知らんが、この本によればそうである、ただし消費税増税前まで)。

しかしここに来て、消費増税とコロナのせいで、決定的にヤバい局面になった。デフレの断崖絶壁の背中を押されて落っこちそうだが、それでも日銀が必死こいて株や社債を買い支えている。

若者のあいだに最近人気の動画カテゴリーで、軽トラックの後ろに自分たちで小さい箱を乗せて、車中泊しながら全国を旅するというのがあった(いまはチャンネル登録者数を維持するために、旅は自粛しないと「炎上」してせっかくの収益の元を失いかねないので、旅行系のユーチューバーは困っている)。

フーコー入門(筑摩新書)を読むまでもなく、ユーチューバーのような人気稼業はじつに空虚で問題の解決にまったくならない。むしろ異常に道徳やモラルで自分をがんじがらめにしなければ、たちまちひがみや羨望からくる攻撃で視聴者を失うという恐怖が彼らの日常を満たしているように見える。

それはそうと、ドイツがこのほど、非常に少ない人数ではあるがベーシックインカムの実証実験を開始した。

このブログのタイトルにもあるとおり、あらゆる経済的な知見、哲学的な実践からしても、ベーシックインカムしかもはやこの資本主義を支えることはできないのは結構明らかだ。寝よ。

家事が嫌で、早く取りかからないとあとで寝不足とか寿命をちぢめたり、家族に迷惑をかける結果が分かっているのに、カキクケコトリでひとり本を読みふけってしまった(フーコー入門)。家事が後に控えていなければ、フーコー入門なんて読まなかったのに、家事ってある意味すごい。というかもうすべてむなしい気持ちでいっぱいだ。寝よ。家事前のコトリでの逃避が一時間半、家事が2時間くらいかかった。

経済とか、誰かの借金は誰かの負債とか、そういうのはちょっとなかなか一般にはむずかしいかもしれないし、興味もあまりもたれにくい。むしろ人々が熱狂するのは、誰かが何かをいいねしたことを理由に訴えたとか、そういうどうでもいいことばかりだ。テレビやネットはそういうことに国民の関心を集めておいて後はもうどうでもいいんだろうか? 私はそれはまずいと思っているので、カキクケコトリのような実践活動をしている。いちばん長く過ごしているのは絶賛逃避中の私になってるが何しろ今月は猛暑続きなのでやむを得ないだろう。

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