礼儀正しさの重要性、まあそれにつけてもベーシックインカム

 礼儀正しさは確かに重要だが、それで職場の雰囲気が良くなったとしても、その職場を含有する会社の利益がとても不道徳なやり方で上げられるケースとか、人の無知につけ込んで儲ける情弱ビジネスとか、見通しも何もないのにただ雰囲気だけ良くしてクラウドファンディングで金を集めて内輪で盛り上がるウェイウェイ系の学生ベンチャーとかだと話は別だ。

というか、ネオリベが席巻する現代資本主義社会においては、株式会社形態である以上、礼儀正しくしたところでどうなんだろう(もちろん無礼は論外だしそもそも犯罪的でさえある)という気がする。

株式会社で、終身雇用が約束されているならまだ、礼儀正しい戦略で上を狙う、会社を居心地良くするってのはありかも知れない。しかしいまは、正社員という立場じたいがレアである。ほとんど非正規だったり、アルバイト。しかも労働契約を嫌う営利法人は、人間を使うにあたっては労働契約ではなくて、業務委託契約にすることに命をかけている。

業務委託契約の典型例はウーバーイーツの配達員である。また、民営化のせいで非正規化が進むエッセンシャルワーカーの職場でも話は似たような物だろう(五年以上継続して務め続けるのはいまむずかしいことになっている、なぜならそれ以上だと、労働契約の期間が無効化されるので、まともな使用者とくに、株式会社や持分会社など、雇用者の福利とは無関係に人を使う意思決定がなされる営利法人ではは絶対に契約を更新しないよう「気をつけている」)。

ウーバーイーツや、1年更新の非正規雇用の労働契約で働く人たちはいくら礼儀正しく振る舞ったところで、結局契約自体は変わらないし、時間給も一生変わらないだろう。限界があるんだから(ピケティは、労働からの収益は、資産からの収益に劣後するから、格差はとてつもないことになると指摘した、これホント、冷静に考えると至極当たり前だ、人間なんて1日8時間しか働けないし、体調だって崩す。一方資産なら、複利で、指数関数的に、勝手に増えてい区。人間のキャパシティーとは無関係に、資産は増えることが出来る)。

というわけで、単に働き方を、しかも従業員の意識をちょこっと変えてみたところで、たかが知れている。資本主義のデメリットで金が偏在してしまっている。不健康なイデオロギーを見直し、金を配り直せってことで、礼儀正しく、ハイハイ、待っていますから、ベーシックインカムをいますぐはじめていただくことが、出来そうだと私は申し上げているところです。



このブログの人気の投稿

宮台真司まとめ

悪の秘密ぼっち「ヘライザー」について

哲学入門チャンネルのじゅんちゃん、ゆとりfamのいよ