森辞任で五輪中止へ――加速する資本主義の解体



「へモカ」記事というのがあって、マスメディアではよく使う。確たる証拠や裏付けがない記事のタイトルに、この投稿の表題みたいに「へ」を付けて蓋然性の発見を大げさに喧伝し、自社媒体の売上増を図る活動のひとつだ。

森は昭和の日本を象徴する政治家だったかもしれない。男尊女卑。環境破壊。ロビー団体重視の利権政治。家事育児や介護、貧困、環境汚染などさまざまな経済成長に不可欠のコストを不可視化して、環境や弱者に押しつけてきたそういう政治である。

国会議員たちや、さすがにメディアは敏感に反応した。まだここにはまともな人たちがいると思ったし、今、大分岐の時代と言われている中で、日本が脱成長して、地球の持続可能性のために貢献出来るかもしれないと希望を持った。

ちなみに、大分岐というのは経済成長をその存立条件とする資本主義でこれ以上進むならば、人類は地球環境からの手ひどいしっぺ返しに遭い、あえなく滅亡するほかないと言うことがもう自明になりつつあるってこと。やめるしかない。

この編者斉藤幸平さんはわたしが今まで見知ってきた学者の中で近年最も尊敬すべき活動をしている。わたしがKindle版も読んで紙版も買って読んだ『人新生の「資本論」』(2020年新書大賞受賞)これはもう全力で売っていこうと決めた。

わたしが出来る、SDGsの活動はまさにこれだ。この本を全力で拡散し多くの人に読んでもらうことだ。


追記 森さんの後釜に、いったんさらに高齢の川渕さんという人が選ばれたものの、数日後にそれも白紙撤回となる。ネットで調べられたことによると川渕さんは2019年に「1ヶ月以上もゆっくり楽しみながら百田尚樹さんの日本国紀を読んだ。最初500ページ余の分厚い本を見た時、読み終わるまでが大変だなぁと。ところが読み始めると興味深い日本の歴史が平易な文章で書かれていて興味が尽きない。昔習った日本史を懐かしく思い出しながら。百田さん最高の傑作だと思う」とツイートしている。また月刊Hanadaの愛読者だったことが判明している。

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