Googleマイビジネス(Googleマップ)にみる外部コストの研究

昔、つまり人類が生まれてこの方10万年前から、Google.comをGoogleがドメイン取得した1997年くらいまでは、買い物体験といえばこうだった。

店が看板を出す→通行人が見つける→店に客が入る→商取引

今も、上記の行動は変わらない。しかし、この10年くらいの間に、以下の流れも出来た。

★Googleマップに店が出る→★スマホでネットユーザーが見つける→店に客が入る→商取引

★の部分は店側はコントロールできない。ほかに、コントロールできない、どんな要素があるだろうか?

商取引→★客がクチコミをGoogleマップに投稿する→★ほかのネットユーザーがその情報を見る

Googleみたいなものがない時代は、ある商店を利用した買い物客が、そこでの体験や商品を何かメディアに書き込むということは存在しなかった。

しかし今は、Googleという巨大広告会社が自分たちの利益追求のために、客に、個別買い物体験に関する「感想」「評価」「写真」を書き込む場所を用意している。

googleマップのクチコミのことである。

経済活動には、個別取引で交わされる債権債務のやりとりでは負担されず、それ以外の領域に押し出される「外部コスト」がある。

たとえば環境汚染。違法な多重外部委託。サービス残業。稼得者の再生産のための家事育児。次世代の生産(結婚して子どもを産む)。本来は国が税金を取ってこれらのコストを負担すべきだが、いま法人税は下がる一方だ。とくに、GAFAなどの巨大IT企業は法人税がゼロかほとんどただの租税回避サービスを提供する国や地域に売上を移転することで、ますます外部コストは誰も負担しなくなっている。

このブログの人気の投稿

宮台真司まとめ

悪の秘密ぼっち「ヘライザー」について

哲学入門チャンネルのじゅんちゃん、ゆとりfamのいよ